毎月13日の「一汁三菜の日」は、日本特有の和食文化である一汁三菜を想起させるきっかけになる日です。
四季折々の食材をつかった会席料理をご用意いたしております。
春ならではの美味しさをご堪能いただける 会席料理を御準備致しております
日本料理の代表格、懐石と会席。同じ読み方でも中身が違います。さて、その違いは・・・・・
会席料理とは。
もともと武士の料理だった本膳料理が宴会料理として発展、お酒を飲みながら楽しむための料理で、懐石料理のような厳格な作法はありません。江戸時代、こうした料理が料理茶屋で出されるようになり、それが発展し今の形になったと言われています。会席の献立形式は吸物・刺身・焼物・煮物・の一汁三菜を基本に、お酒の肴としてお通し(先付)・揚物・蒸し物・和え物・酢の物などが加えられ、最後に御飯と汁物・香の物が出ます。
懐石料理とは。
茶人、千利休が考案したと伝わっています。茶事に出される簡素な料理とされ茶懐石とも言われています。この懐石とは禅に由来し、修行中の禅僧はお昼以外食事を取る事が許されず、寒い夜には石を温めて布に包み、懐に入れ寒さと空腹をしのいだと言われています。この石を懐に抱いた事から懐石の名前の由来とも言われています。懐石料理の献立形式は、飯を主とし、汁・向付・椀盛り・焼物・の一汁三菜が基本、折敷にのせた飯・汁・向付が出され、次に椀盛り・焼物・箸洗い・八寸・香の物・湯桶の順で出されます。この他、一~三種、奨め肴、強肴、預け鉢を出す事もあります。
高松会席御献立
先付 葉牛蒡煮浸し
前菜 新筍木ノ芽和え
鯛の子ふくめ煮
葉山葵お浸し
ほたる烏賊
蕗筏寄せ 百合根
一寸豆密煮
御碗 蛤吸 新筍 独活 蕨
花びら人参 木ノ芽
造里 本鮪 天鯛翁和え 甘海老
煎酒 芽物一式
焼物 黒毛和牛フィレ網焼
焼野菜 あさつきソース
温物 天鯛桜蒸し
強肴 山菜天麩羅
止肴 のれそれポン酢
食事 筍御飯 止椀 香の物
水菓子 日向夏 キウイ
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