銀座の総合レストランSun-mi高松
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2025.09.20
Sun⁻mi高松コンシェルジュのおもてなしへの想い




~Sun⁻mi高松コンシェルジュ~







当店は、銀座の中心に佇む、地上10階建ての自社ビルでございます。
お客様の多様なご要望にお応えすべく、館内ではフランス料理・イタリア料理・日本料理を各階にてご用意しております。
それぞれのフロアが異なる趣を持ち、料理と空間が織りなすひとときをお楽しみいただけます。
エントランスをお入りいただくと、1階には静謐で落ち着いた雰囲気のロビーが広がり、
専門のコンシェルジュが笑顔でお迎えいたします。
明るく、優しく、そして品格を備えたコンシェルジュは、
日々お客様との出会いを大切にしながら、心を込めておもてなしをしております。
この度は、そんなコンシェルジュが日々の業務の中で抱いている、
前向きな想いや、お客様への感謝の気持ちをご紹介させていただきます。
皆様にとって、より心地よいひとときとなりますよう、スタッフ一同努めてまいります。

~Sun⁻mi高松コンシェルジュより~






はじめに


皆様、連日厳しい暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。いつもSun⁻mi高松HPをご覧くださり誠にありがとうございます。レストラン Sun⁻mi高松コンシェルジュでございます。Sun⁻mi高松ビル1階エントランスにて、日々お客様のお出迎え・お見送りを心を込めてさせて頂いております。私は社会人になりましてから30年近く接客業に身を置いてまいりました。今回は私が経験してきたそれぞれの業種でのお客様のお出迎え・お見送り時に大切にしてきたことをお話しさせて頂きたいと思います。最後までお付き合い頂ければ幸いです。



客室乗務員時代の学び


社会人1年目は航空会社で客室乗務員をしておりました。入社当時の制服には帽子がついておりましたため、空港を歩く時、またお客様が機内に搭乗される時には帽子を被ってお出迎えするというのがルールでした。時代を感じますが、現在では多くの航空会社でクルーが動きやすい制服が採用され、パンツスタイル等も主流になってきていますよね。退職するまでの15年間、3回ほど制服は変わりましたが、帽子が付いている入社当時の制服に一番思い入れがあるような気がいたしますし、礼儀を重んじる時代だったとも思います。



お客様一人ひとりへの想い


お客様をお出迎えするタイミングはご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、実はクルーには膨大な業務があり、まずご搭乗されるお客様の情報の把握、コックピットとの天候等の情報共有、地上スタッフとの機内搭載品の確認等、多岐に渡っております。お客様をお席にご案内すると同時に、地上にいる間にしかできない作業も並行して行っていきます。この時代、私がお客様をお出迎えする時に最も大切にしていたことは、私たちにとっては何百回のうちの1回のフライトですが、お客様にとってはとても楽しみにされていた貴重な1回のフライトかもしれませんし、とてもお辛い出来事があってのフライトかもしれない。ですので、どんなに他の業務が忙しくても、お客様をお出迎えする時には全てのお客様の心情に寄り添うことは不可能ですが、新鮮な気持ちで、またお客様に「あー今日の担当のクルーは頼みやすそうだな」と最初に思って頂けるような雰囲気づくりを心掛けておりました。



接客業の奥深さ


皆様も飛行機やレストランで担当の方が「あー今日は当たりかも!!」や、反対に「あー今日は何だか頼みづらそうだなぁ」というお気持ちになった経験はございませんか?接客業に身を置いて長いため、自分がサービスを受ける際にはどうしても目が厳しくなってしまいます。いつも「自分だったら?」という気持ちでサービスを受けているような気がいたします。逆に心を打たれるようなサービスを経験することもあります。サービスには一定程度の正解のようなものはございますが、反面、正解と思って行動したことがお客様にとっては欲しい答えではないといったこともございます。接客業の難しさでもあり、奥深さでもありますよね。ただ、お客様に対する感謝の気持ちと、サービスさせて頂くという謙虚な気持ちだけは、その当時も今も私の根底にあるものだと思っております。



輸入車ディーラー時代の経験


航空会社を退職後は、輸入車ディーラーのショールームで受付をいたしておりました。ショールームにお越しになるお客様の目的は主に①車を見にきた②車の購入を検討しているので試乗含め相談したい③お車の点検修理④フェアーをやっていたので立ち寄ってくださった⑤グッズの購入です。



お客様のニーズを見極める


お客様のご来店時に瞬時にご要望を見極め、担当営業に引き継ぎますが、ここで大切にしようと心がけていた事は、まずご来店くださったことへの感謝をお伝えし、「何かお役に立てることはないですか」というスタンスでお話を伺うようにしておりました。ディーラーでは、まれに全く購入するつもりはなかったお客様がその日のうちにお車をご成約してくださるというような奇跡に遭遇することがございます。ある意味チームプレーですので、いかに受付である私が限られた時間でお客様から必要な情報を伺い、マッチするであろうセールスに引き継げるかがカギでしたし、やはり第一印象は大きく左右するものとも考えておりました。



お客様第一の姿勢


ただ、大変有難いことに上司からは「私だけはお客様の為になることだけを考えて全て行動してほしい」と指示されておりましたので、お客様の為になることは、たとえセールス側とぶつかっても意見を通すこともございました。この時代も、私の中で共通して大切にしてきたことは、こんなにも沢山のお店がある中でお選びくださり足を運んでくださったことへの感謝の気持ち。その気持ちをどのような形でお客様へお返しできるかを日々考え、模索していたような気がいたします。世間一般のディーラーの受付のイメージとはやや異なっているかもしれません。今思い返すと、ディーラーではお客様が主役でセールスマンが存在し、そのセールスマンを裏で支えるのが受付ですが、私の場合少し前に出過ぎていたかもしれませんが、今では良き思い出でもあります。




サンミ高松での想い


長くなりましたが、約1年前にSun⁻mi高松に入社し、今まで私が培ってきたことと、Sun⁻mi高松創設者が大切にされてきた「感謝報恩」の精神、また亡き父の大切にしてきた言葉「感謝百万遍」をいつも心に置きながら、Sun⁻mi高松にお越し下さったお客様と最初にお会いできることに感謝をし、楽しいひと時をお過ごしいただけるよう日々精進してまいります。


最後までお読みくださり誠にありがとうございました。













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