お花見の歴史 ~銀座で会食 サンミ高松の桜~2025.04.04

日本人に愛される桜 ~美しさと文化の深いつながり~
桜の花と日本の風景
日本では、長い間桜の花を愛してきました。
その表れとして、日本の国家が「桜」なのだと思われます。
桜の花が咲くことを楽しみにし、美しい桜の木の下に集うのは、今も昔も変わりません。
毎年3月中頃から桜の開花予報が始まり、寒い冬が終わると、桜の開花が温かい春の訪れの象徴となります。
開花がいつか、満開がいつか、そしていつ散ってしまうのか——細かく伝えられるこの情報を、日本の人々は大切にしています。
上野公園の満開の桜の木の下でレジャーシートを広げ、お食事やお酒を楽しむ人々が映し出される様子は、季節の風物詩です。
桜と宴席はつきもの。
桜が咲いた後に雨が降ると、「雨がもったいない」と感じる人もいるほど、日本人にとって桜は特別な存在です。
当店で楽しむ桜の美しさ
当店は10階建ての自社ビルで、1階に受付フロント・ロビーを設けております。
日本料理・フランス料理・イタリア料理をご準備しており、接待に最適な個室もございます。
エントランスにはコンシェルジュが常駐し、お客様をお迎えいたします。
グランドピアノが置かれ、その奥には四季折々の花が彩りを添えています。
3月中頃から、河津桜にはじまり、さまざまな種類の桜を生けております。
大きな花器の中に2メートルほどの桜の枝を何本も生け、その姿はまるで木が根を張っているかのよう。
桜の種類によって花びらのピンクの濃さが異なり、とくに陽光桜は可愛らしいピンク色が印象的です。
ご来店いただいたお客様の多くが桜を喜んでくださり、大きな桜の木の枝を見上げて、その可憐な花びらに感嘆される様子が見受けられます。
桜の前で写真撮影をされるお客様もいらっしゃいます。
桜と日本の歴史
桜を愛するのは、日本の方だけではなく、海外のお客様にも多く見られます。
観光目的で日本を訪れ、春なので桜の花を見たいと思われる方が多く、当店の桜の花が微笑むようにお客様をお出迎えすることで、大変お喜びいただいています。
桜の花は、人々を幸せな笑顔にしてくれる存在です。
日本人は弥生時代から農耕を営んできた民族であり、穀物の豊作を桜の木に願う風習がありました。
「サクラ」という言葉には、「穀物の神様が座る」という意味があるといわれています。
桜の木は神が宿る木として信じられ、信仰の対象でもありました。
桜の木に供え物をし、豊作を願った歴史があるのです。
日本の花見文化と桜の魅力
奈良時代の貴族の間では、まず梅を鑑賞する習慣が生まれました。
梅は薬にもなり、風流な花見の文化へと繋がっていきました。
平安時代になると、宮中行事で厳かに桜の花見が催されるようになり、戦国時代には豊臣秀吉が奈良の吉野の山で盛大な宴を開いたと伝えられています。
江戸時代になると花見文化が社会全体へ普及し、貴族や武士だけではなく庶民も楽しむようになりました。
今もテレビで中継される上野公園の花見は、江戸時代から続く伝統です。
徳川家光が奈良の吉野の山をイメージして寛永寺に桜を植樹し、隅田川沿いにも桜が植えられたことで、現在の花見の名所が生まれました。
桜を楽しむ食文化
桜の季節には、美味しい花見弁当が欠かせません。
江戸時代には、花見弁当を入れる「おかもち」が使われ、出前のように持ち運ぶことができました。
また、「花より団子」という言葉がありますが、桜の美しさとともに花見団子を味わうのも楽しみのひとつです。
花見の三色団子は、赤・白・緑の3色で構成されています。
- 赤 … 魔除け・桜の花のイメージ
- 白 … 清浄・雪をイメージ
- 緑 … 平穏・新緑をイメージ
この3色団子は、春の訪れと喜び、平穏を象徴するものです。
当店の特別なおもてなし
当店では、桜の季節には特別な桜餅を会席料理の最後にお出ししております。
江戸時代中期から桜の落葉を塩漬けにし、餡入りの餅に巻いて販売され始めた桜餅は、お祝いの席にぴったりです。
また、お顔合わせの際は桜茶をお出ししております。
塩漬けの桜の花びらにお湯を注ぐことで、優雅な香りが広がる、心癒される飲み物です。
桜茶は、江戸時代からお見合いや結納、婚礼などの祝いの席で振る舞われてきました。
茶碗の中で桜の花が満開になる様子は、美しく縁起の良いものとして愛されてきたのです。
銀座で桜を楽しむ特別な会食
今年の桜の花もあとわずかとなりましたが、多くの人を幸せにしてくれました。
私共も桜の花のように、お客様に感動と安らぎ、幸せを味わっていただけるよう精進してまいります。
銀座で会食のご予定がある際は、専門のコンシェルジュがおりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
個室のご用意もございますので、ご要望をお聞かせください。
(お顔合わせやお祝いにおすすめの個室です)

上野公園 https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/toubuk/ueno
注目の記事PICK UP!
新着の記事ランキング